普段、仕事や勉強で目が疲れていませんか?読まなければならない資料や本がたくさんあるのは、よくあることです。長時間のPC作業もデスクワークでは当たり前です。
趣味の時間でも、映画やドラマ、アニメやゲームなど、目を疲れさせるもので溢れています。仕事でも趣味でも目を酷使続ければ、老眼がはやまるなどの問題も起こってきます。
それにもかかわらず、趣味で本を愉しみたい。あるいは、仕事や勉強で読まなければならない。そういう方も多いでしょう。
そこで解決策の一つとなるのが、機器に本を読み上げてもらうというものです。 この方法自体はどこかで見聞きしたことがあるでしょう。しかし、おすすめする理由はあまり見たことがないかもしれません。この記事では、この方法について紹介します。
機器の読み上げをおすすめする理由
1,目を休ませることができる
自分で本を読まなくてよいため、目を休ませることができます。
2,本を読むのが億劫だが読まなければならない時に役に立つ
読みたい本だけ読めればよいですが、そうもいかないこともあります。あの本も読んでおかないといけない・・・が、気が重い。こういうときに、機器の出番です。
自分で読むのは、能動的なことです。自分の力で本を読み進める必要があります。
しかし、機器の読み上げでは、ページが他力で進んでいきます。気が重いときは、とりあえず機器に読み上げてもらいましょう。読み上げであれば、こういう仕方で一歩踏み出すことができます。
3,読み上げが黙読よりも適している場合もある
本を読むという場合、ほとんどの人は音読ではなく黙読しているでしょう。しかし、本は必ずしも黙読したほうがよいわけではありません。音読が適しているケースを2つあげましょう。
1つ目の場合は、音読したほうがよいテクストの場合です。たとえば、詩歌です。詩や短歌などの場合、音の響きがとても大切です。シェイクスピアなどの戯曲作品でも同様です。
詩歌や演劇というのは、音声が欠かせない要素となったパフォーマンスでもあります。そのため、そのため、黙読よりも音読のほうが合っているというべきでしょう。それらのテクストを読み上げることで、理解が多角的になります。
その際に、機器に読み上げてもらうのもおすすめです。誰かに読み上げてもらうことで、閃きをえやすいように思います。自分で読み上げる場合には、その余裕が少なくなります。読み上げはマルチタスクだからです。
2つ目の場合は、読み上げが他の人のためになる場合です。たとえば、小さな子どもや、目の不自由な方、知的障がい者の方などのために、読み上げる場合です。ですので、読み上げの機器はそのような方へのプレゼントに適しているとも思います。
おすすめの読み上げの機器:スマートスピーカー
読み上げてくれる機器としては、スマートスピーカーがとても便利なので、おすすめです。スマートスピーカーは音声だけで操作できるスピーカーで、搭載されたAIがアシストしてくれます。
読み上げに最適なのは、Amazonのアレクサです。機器の名称としては、Echoシリーズです。
アレクサはAmazonのkindleやオーディブルの本を音声操作だけで読み上げてくれます。この手軽さが大きなポイントの一つです。
たとえば、アレクサにたいして、「アレクサ、●●の本を読んで」といえば、アレクサがその本の読み上げを始めます。「アレクサ、とめて」といえば、読み上げをやめます。
もう一つのポイントは、アレクサがKindleの本を読み上げることができることです。スマホなどのKindleアプリには、読み上げ機能がありません。キンドルの本を音声だけで手軽に読み上げられるのは、アレクサだけと思っています。
Kindleでは、有料の本が売られていますが、無料の本も多くあります。たとえば、青空文庫にアップされている多くの日本文学作品がそうです。夏目漱石や芥川龍之介などの名作を読み上げてもらえます。
注意点として、読み方が不正確なこともあります。ネット環境がないと、使えません。
とはいえ、総体的にみれば、アレクサのスマートスピーカーはコスパがとてもよいと思っています。値段は最もお手頃なもので6千円程度です。
有料の本の聴き放題のサブスクを無料あるいは100円未満で試してみる
有料の本を一冊ずつ買っていると、費用がかさんでいく。多くの本を愉しみたい。そういう方は、kindle unlimitedやオーディブルを利用してみるのもよいでしょう。読みきれない・聞ききれないほど多くの作品があります。どちらも、アレクサで利用できます。
アマゾンのオーディブルはプロの声優さんなどが本を読み上げています。その音声が聴き放題のサービスです。現在、20万冊が聴き放題です。
現在、オーディブルは1ヶ月無料か、3ヶ月で99円というキャンペーンをしています(二者択一です)。始める前に、聞きたい作品をリストアップしましょう。期間終了前にサービスをキャンセルすれば、無料あるいは99円以上の費用はかかりません。期間終了後も継続するなら、月額1500円です。
kindle unlimitedについては、こちら
ちなみに、上述のように、アレクサは目の不自由な方へのプレゼントとしてかなり適していると思います。理由は次のとおりです。
1,本の読み上げをしてくれます。2,音声操作だけで、様々なことをしてくれます。たとえば、現在の時刻や天気予報、タイマー、リマインダー、音声メモの保存、移動手段の検索、ラジオなどでのニュースなど。目が不自由な方だけでなく、小さな子どもがいて手や目が離せない方にも重宝されるでしょう。
3,値段がお手頃です。通常価格は6千円ほどです。11月24−12月1日のブラック・フライデーでは、年に一度のお得なセールをしています。買うなら、この時期です。