日本

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17世紀

狩野探幽:江戸狩野派を興す

狩野探幽は江戸時代初期の画家。狩野派の優れた画家の狩野永徳の孫。徳川家康や秀忠に気に入られ、幕府の御用絵師となり、城や寺社などで優れた作品を制作した。探幽独自の画風は江戸狩野様式と呼ばれ、後世に大きな影響を残した。水墨画の襖絵などに有名な作品が多い。
19世紀

岩波茂雄: 岩波書店と岩波文化の創始者

 岩波茂雄は大正から昭和の実業家(1881―1946)。岩波書店の創始者。神田の神保町に古書店として岩波書店を開き、これを出版社として育て上げた。戦前から、先見の明をもって、岩波文庫や岩波新書などのシリーズを刊行し始め、岩波文化を築いた。
19世紀

大日本帝国憲法の発布と帝国議会の開設

大日本帝国憲法は明治時代の中頃に制定された日本の憲法。明治憲法とも呼ばれる。幕末時にヨーロッパ諸外国と締結した不平等条約を改正するなどのために、制定に至った。 内容としては、天皇が主権や様々な大権をもつ欽定憲法。現在の人民主権とことなり、主権は天皇にあった。ほかにも、軍隊の統帥権や外交にかんする大権などが天皇に帰属した。当時のドイツの立憲君主制をモデル
20世紀

川端康成:日本初のノーベル文学賞

 川端康成は20世紀の文学者(1899―1972)。若くして『伊豆の踊子』などを発表し、文名を高めた。一時期は沈滞を味わった。『雪国』は日本近代文学の代表的作品となり、日本人で初めてノーベル文学賞をえた。優れた作品を数多く残しながら、優れた後輩を育てた。
19世紀

二葉亭四迷:小説家でロシア専門家

 二葉亭四迷は明治時代の小説家で翻訳家(1864―1909)。明治文学の黎明期に『浮雲』を公刊し、近代リアリズム文学の始まりを告げた。また、言文一致運動に大きく寄与した。ロシア文学の紹介も行った。その後、19世紀末に日露関係が悪化する中で、これからみていくように、ロシアの専門家として活動した。
20世紀

斎藤茂吉:アララギの継承者

 斎藤茂吉は大正から昭和の歌人で医者(1882―1953)。若くして代表作『赤光』を公刊し、一躍文名を高めた。精神科医として留学などしながら、短歌の制作を続け、『アララギ』の主要な歌人として活躍した。評論や研究も行い、『柿本人麿』で受賞した。 なお、以下では斎藤茂吉の肉声や肖像画も楽しめます。
16世紀

ルイス・デ・グラナダ:キリスト教のベストセラー作家

 ルイス・デ・グラナダは16世紀のスペインの聖職者で神学者(1504ー1588)。その徳の高さと学識で知られ、ポルトガル王室での聖職も任された。学者としても多産であったが、特に『罪人の導き』は様々な言語に翻訳されて広く読まれた。これからみていくように、本書は日本との関連でも重要な書となった。
19世紀

北大路魯山人:日本の代表的美食家

 北大路魯山人は明治から昭和の書家で陶芸家、美食家(1883―1959)。はじめは書で名を挙げた。早くから食通として活動し、会員制の料亭を開いた。陶芸にも打ち込み、料理そのものだけでなく、食器などの演出にもこだわった。晩年には芸術家として国際的にも評価されるようになった。
11−14世紀

源氏物語のあらすじ(2):四百年前の美麗な画像とともに

この記事では、『源氏物語』のあらすじをわかりやすく、400年前の美麗な画像とともに、紹介する。巷ではある意味で「やばい」と評判の本書の有名な場面を美麗な画像で示す。この記事は21帖からである。
11−14世紀

源氏物語のあらすじ:四百年前の美麗な画像とともに

 『源氏物語』は紫式部の代表作であり、日本文学の代表作として世界的にも広く知られている。この記事では、あらすじをわかりやすく、400年前の美麗な画像とともに、紹介する。巷ではある意味で「やばい」と評判の本書の有名な場面を美麗な画像で示す。
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