日本

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20世紀

川端康成:日本初のノーベル文学賞

 川端康成は20世紀の文学者(1899―1972)。若くして『伊豆の踊子』などを発表し、文名を高めた。一時期は沈滞を味わった。『雪国』は日本近代文学の代表的作品となり、日本人で初めてノーベル文学賞をえた。優れた作品を数多く残しながら、優れた後輩を育てた。
19世紀

二葉亭四迷:小説家でロシア専門家

 二葉亭四迷は明治時代の小説家で翻訳家(1864―1909)。明治文学の黎明期に『浮雲』を公刊し、近代リアリズム文学の始まりを告げた。また、言文一致運動に大きく寄与した。ロシア文学の紹介も行った。その後、19世紀末に日露関係が悪化する中で、これからみていくように、ロシアの専門家として活動した。
20世紀

斎藤茂吉:アララギの継承者

 斎藤茂吉は大正から昭和の歌人で医者(1882―1953)。若くして代表作『赤光』を公刊し、一躍文名を高めた。精神科医として留学などしながら、短歌の制作を続け、『アララギ』の主要な歌人として活躍した。評論や研究も行い、『柿本人麿』で受賞した。 なお、以下では斎藤茂吉の肉声や肖像画も楽しめます。
16世紀

ルイス・デ・グラナダ:キリスト教のベストセラー作家

 ルイス・デ・グラナダは16世紀のスペインの聖職者で神学者(1504ー1588)。その徳の高さと学識で知られ、ポルトガル王室での聖職も任された。学者としても多産であったが、特に『罪人の導き』は様々な言語に翻訳されて広く読まれた。これからみていくように、本書は日本との関連でも重要な書となった。
19世紀

北大路魯山人:日本の代表的美食家

 北大路魯山人は明治から昭和の書家で陶芸家、美食家(1883―1959)。はじめは書で名を挙げた。早くから食通として活動し、会員制の料亭を開いた。陶芸にも打ち込み、料理そのものだけでなく、食器などの演出にもこだわった。晩年には芸術家として国際的にも評価されるようになった。
11−14世紀

源氏物語のあらすじ(2):四百年前の美麗な画像とともに

この記事では、『源氏物語』のあらすじをわかりやすく、400年前の美麗な画像とともに、紹介する。巷ではある意味で「やばい」と評判の本書の有名な場面を美麗な画像で示す。この記事は21帖からである。
11−14世紀

源氏物語のあらすじ:四百年前の美麗な画像とともに

 『源氏物語』は紫式部の代表作であり、日本文学の代表作として世界的にも広く知られている。この記事では、あらすじをわかりやすく、400年前の美麗な画像とともに、紹介する。巷ではある意味で「やばい」と評判の本書の有名な場面を美麗な画像で示す。
19世紀

与謝野晶子とは:一流の女流歌人は戦前の社会問題にどう向き合ったか

歴史の研究者が研究書等に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。 与謝野晶子は明治・大正・昭和を代表する歌人(1878―1942)。若い頃には歌集『みだれ髪』を発表し、一躍歌人としての地位を築いた。ヨーロッパでは大変興味深い体験をして、それを記事にした。明治の浪漫主義の代表的な歌人の一人である。短歌以外にも、日露戦争で詩「君死にたまふことなかれ」を発表し、物議を醸した。他にも評論や古典研究などに勤しみ、『源氏物語』を現代語訳した。 なお、以下では与謝野晶子の肉声や肖像画も楽しめます。
19世紀

宮沢賢治:夜空に架かる童話の世界

 宮沢賢治は大正と昭和初期の童話作家で詩人(1896―1933)。早くから文学に興味をもった。仏教や化学にものめり込んだ。童話や詩を制作し、雑誌や新聞で発表した。地域住民のために農業指導や文化活動を行いながら、作品の発表を続けた。だが、生前にはあまり高く評価されず、37歳で病没した。以下では、代表作のあらすじを交えつつ、その生涯をみていく。
19世紀

岡倉天心(覚三):明治の日本美術の発掘

 岡倉天心は明治から大正に活躍した官僚で美術家(1862―1913)。東京帝国大学のフェノロサによる日本古美術の復興運動に尽力すると同時に、弟子の横山大観らとともに西洋美術を摂取した新しい日本画の樹立を推進した。さらに、万博への日本出展での貢献や講演を行い、あの世界的に有名な本を英語で出版するなどして、日本の美術や文化を西洋にしかるべき仕方で紹介した。
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