スペイン

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16世紀

ルイス・デ・グラナダ:キリスト教のベストセラー作家

 ルイス・デ・グラナダは16世紀のスペインの聖職者で神学者(1504ー1588)。その徳の高さと学識で知られ、ポルトガル王室での聖職も任された。学者としても多産であったが、特に『罪人の導き』は様々な言語に翻訳されて広く読まれた。これからみていくように、本書は日本との関連でも重要な書となった。
18世紀

フランシスコ・デ・ゴヤ:近代スペインの絵画

 フランシスコ・デ・ゴヤは18世紀スペインの画家(1746ー1828)。スペインの代表的な画家の一人として知られる。王立タペストリー工場で働いた後、次第に画才を認められた。カルロス4世のもとでは宮廷画家をつとめるなど、華麗なキャリアを歩んだ。代表作には、「カルロス4世とその家族」などがある。だが、あの革命の影響を受け、最晩年には祖国を去ることになる。
16世紀

ラスカサスの『インディアスの破壊についての簡潔な報告』

歴史の研究者が英語等の研究書等に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。 『インディアスの破壊についての簡潔な報告』はスペインの大航海時代を象徴する古典的著作である。コロンブス以降のスペインによるアメリカ征服を批判し、アメリカの先住民を擁護するラスカサスの代表作として知らえる。この記事では、本書の背景と内容そして重要性と影響をみていく。 ちなみに、本書のタイトルは『インディアス破壊小史』と訳されることもある。
19世紀

ウィーン体制:ナポレオン戦争後のヨーロッパ集団安全保障システム

歴史の研究者が英語等の研究書等に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。 ウィーン体制はナポレオン戦争後に成立したヨーロッパの国際秩序である。1815年のウィーン会議で、オーストリアの宰相メッテルニヒのもとで主導され、19世紀なかばまで機能した。ナポレオン戦争以前の国際秩序に部分的に回帰しながらも、新しいヨーロッパの集団安全保障システムだった。緩衝地帯の維持・強化と勢力均衡により、大国間の戦争の回避と、勃興するナショナリズム運動の抑制を実現した。この記事では、ウィーン体制の中心的役割を担ったオーストリアの視点でこの仕組みを説明する。
17世紀

ムリーリョ:スペイン・バロック美術の巨匠

歴史の研究者が英語等の研究書等に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。 ムリーリョは17世紀スペインの画家(1618ー1682) 。ベラスケスと同様に、スペイン黄金時代の代表的な画家として知られる。人生の大部分を故郷のセビーリャで過ごしたと思われ、大聖堂などから絵画の制作を依頼された。代表作には、『無原罪の御やどり』や『聖母子』などがある。
16世紀

ラス・カサス:アメリカ先住民の守護者

歴史の研究者が英語等の研究書等に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。 バルトロメ・ド・ラス・カサスはスペインの宣教師で神学者(1474ー1566)。コロンブスの新世界「発見」以降、大航海時代の真っ只中で、スペインのアメリカ征服にさいして、先住民インディオを守るための運動を展開した。奴隷制と化していたエンコミエンダ制やキリスト教の宣教などをめぐり、理論と実践で、先住民の立場にたって、闘った。その生涯と影響を見ていく。
16世紀

カール5世(カルロス1世):近世ハプスブルク帝国の覇者

歴史の研究者が英語等の研究書等に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。 カール5世は神聖ローマ皇帝でスペイン国王(1500ー1558)。スペイン王としてはカルロス1世で、ハプスブルク家の出身。ドイツでルターの宗教改革に対抗し、ネーデルラント(現在のベネルクス)の支配を確立し、東欧や地中海エリアでオスマン帝国のスレイマン大帝と戦い、南・中央アメリカに広大なスペイン帝国を構築した。フランソワ1世とはイタリア戦争を行い、その最中にローマ劫掠が生じた。カール5世は16世紀前半のヨーロッパ史の中心にいたため、その生涯と事績を知ることで、この時代の主要な出来事のそれぞれの関係性を理解することもできる。
15世紀

コロンブス:スペインの新世界「発見」

歴史の研究者が英語等の研究書等に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。 クリストファー・コロンブスはイタリア人の探検家( 1451−1506)。イタリアのジェノヴァ出身だが、スペイン王権のもとでインドへの航海事業を開始した。結果的に、アメリカを「発見」した。大航海時代を代表する人物の一人として認知されてきた。その後、スペインがアメリカの征服を開始し、黄金時代を迎えることになる。そのため、ヨーロッパの植民地主義の象徴とも思われている。21世紀には、植民地主義への批判が強まる中で、コロンブスへの再評価も進んでいる。
16世紀

エルナン・コルテス:アステカ帝国の征服

歴史の研究者が英語等の研究書等に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。エルナン・コルテスはスペインの貴族。アステカ帝国の征服者。大航海時代の代表的な征服者とみなされている。コルテスは少数のスペイン人を率いてアステカ征服を成し遂げた。以下では、コルテスの今日の評価やピサロとの違いについても説明する。
16世紀

フェリペ2世:スペイン黄金時代の絶頂

歴史の研究者が英語等の研究書等に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。 フェリペ2世はスペイン国王(1527ー1598)。スペインの黄金時代を築いた王。レパント海戦でオスマン帝国を退け、ポルトガルを併合して「日の沈まぬ帝国」を構築した。スペインの植民地を中南米から東アジアにも拡大し、日本からの天正遣欧少年使節を応接した。だがイギリスにアルマダ海戦で負け、オランダの反乱に苦しんだ。父はカールで息子はフェリペ3世である。
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