カール5世(カルロス1世):近世ハプスブルク帝国の覇者
歴史の研究者が英語等の研究書等に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。 カール5世は神聖ローマ皇帝でスペイン国王(1500ー1558)。スペイン王としてはカルロス1世で、ハプスブルク家の出身。ドイツでルターの宗教改革に対抗し、ネーデルラント(現在のベネルクス)の支配を確立し、東欧や地中海エリアでオスマン帝国のスレイマン大帝と戦い、南・中央アメリカに広大なスペイン帝国を構築した。フランソワ1世とはイタリア戦争を行い、その最中にローマ劫掠が生じた。カール5世は16世紀前半のヨーロッパ史の中心にいたため、その生涯と事績を知ることで、この時代の主要な出来事のそれぞれの関係性を理解することもできる。
2024.11.11
16世紀スペインドイツ・神聖ローマ帝国中南米