学者・知識人

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19世紀

二葉亭四迷:小説家でロシア専門家

 二葉亭四迷は明治時代の小説家で翻訳家(1864―1909)。明治文学の黎明期に『浮雲』を公刊し、近代リアリズム文学の始まりを告げた。また、言文一致運動に大きく寄与した。ロシア文学の紹介も行った。その後、19世紀末に日露関係が悪化する中で、これからみていくように、ロシアの専門家として活動した。
20世紀

斎藤茂吉:アララギの継承者

 斎藤茂吉は大正から昭和の歌人で医者(1882―1953)。若くして代表作『赤光』を公刊し、一躍文名を高めた。精神科医として留学などしながら、短歌の制作を続け、『アララギ』の主要な歌人として活躍した。評論や研究も行い、『柿本人麿』で受賞した。 なお、以下では斎藤茂吉の肉声や肖像画も楽しめます。
16世紀

ルイス・デ・グラナダ:キリスト教のベストセラー作家

 ルイス・デ・グラナダは16世紀のスペインの聖職者で神学者(1504ー1588)。その徳の高さと学識で知られ、ポルトガル王室での聖職も任された。学者としても多産であったが、特に『罪人の導き』は様々な言語に翻訳されて広く読まれた。これからみていくように、本書は日本との関連でも重要な書となった。
19世紀

北大路魯山人:日本の代表的美食家

 北大路魯山人は明治から昭和の書家で陶芸家、美食家(1883―1959)。はじめは書で名を挙げた。早くから食通として活動し、会員制の料亭を開いた。陶芸にも打ち込み、料理そのものだけでなく、食器などの演出にもこだわった。晩年には芸術家として国際的にも評価されるようになった。
19世紀

与謝野晶子とは:一流の女流歌人は戦前の社会問題にどう向き合ったか

歴史の研究者が研究書等に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。 与謝野晶子は明治・大正・昭和を代表する歌人(1878―1942)。若い頃には歌集『みだれ髪』を発表し、一躍歌人としての地位を築いた。ヨーロッパでは大変興味深い体験をして、それを記事にした。明治の浪漫主義の代表的な歌人の一人である。短歌以外にも、日露戦争で詩「君死にたまふことなかれ」を発表し、物議を醸した。他にも評論や古典研究などに勤しみ、『源氏物語』を現代語訳した。 なお、以下では与謝野晶子の肉声や肖像画も楽しめます。
19世紀

ルドルフ・ウィルヒョウ:細胞生理学の樹立

 ルドルフ・ウィルヒョウは19世紀ドイツの医学者で政治家(1821―1902)。医学では、細胞病理学の発展で知られる。血栓や感染症などの概念をうみだした。また、人類学の発展にも貢献した。政治家としては、公衆衛生などの問題に取り組み、鉄血宰相ビスマルクと対立した。フィルヒョーと表記されることもある。
19世紀

ナイチンゲール:看護の実践と理論をいかにつくり上げていったか

歴史の研究者が研究書に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。フローレンス・ナイチンゲールはイギリスの看護師。クリミア戦争で看護師として活躍し、一躍有名となった。看護学の形成や看護師の教育制度の整備に顕著な貢献をした。また、数学に秀でていたため、統計にかんしても活躍した。彼女の性格や名言も紹介する。
19世紀

ヘレン・ケラー:三重苦の天使と呼ばれた女性の挑戦に満ちた生涯とは

歴史の研究者が英語等の研究書等に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。 ヘレン・ケラーはアメリカの社会活動家(1880―1968)。幼い頃に盲聾唖の三重の障がいを負った。若き教師サリバンとともに障害を乗り越え、障がい者のための社会活動や教育を国内外で行った。だが、彼女の人生はまだまだこれだけではなかった。
17世紀

デカルト:フランスの知の巨人

歴史の研究者が英語等の研究書等に依拠して、しっかり説明しています。大学・高校・大学院の調べ物やレポート・論文などに最適です。ネット上でよくみる真偽不明な怪しい情報ではなく、より確かな情報を効率よく利用しましょう。それは、当サイトにあります。 ルネ・デカルトはフランスの哲学者(1596 ー1650 ) 。この時代を代表する哲学者の一人して知られ、後代に大きな影響を及ぼした。アリストテレス哲学から近代哲学への転機と評されている。若い頃には貴族としての軍人の道に進んだ。その道を諦め、数学などの学問に打ち込んだ。主にオランダで研究生活を行った。主著には、『方法序説』や『省察』などがある。
18世紀

トマス・ペイン:アメリカとフランスの革命の唱導

トマス・ペインは18世紀アメリカの作家(1737ー1809) 。アメリカがまだイギリスの植民地だった頃に、ペインは1776年に『コモンセンス』を執筆し、イギリスからアメリカ植民地が独立するよう訴え、植民地社会に大きな影響を与えた。独立戦争中にも『危機』を著し、独立戦争を鼓舞した。ほかにも、ほぼ同時期だったフランス革命を擁護する『人間の権利』も執筆した。
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